日本の民族料理の一種のこと。祝い事などの儀式の時に出される料理で、本膳料理を元にできたとされ、懐石料理ほど厳しい作法はない。旅館や結婚披露宴などで出される和食のフルコースがこの会席料理に当てはまると言える。先付(前菜)、椀物(吸い物)、向付(刺身)、鉢魚(焼き物)、強肴(煮物)、止め肴(原則酢の物、または和え物)、ご飯・止め椀(味噌汁)、香の物(漬物)、水菓子(食後の果物)というような流れで料理が出される。この他に、蒸物(茶碗蒸しなど)や揚物(天ぷらなど)が付く場合もある。酒を楽しむための料理とされており、茶道の作法などが関わってくる懐石料理とは異なる扱いを受ける。始まりは江戸時代だと言われており、料理茶屋で酒向きにこのような形式の料理を出したのがきっかけになったと言われている。あまり気を使わず、マナーなどにもこだわらないで楽しく食事をするのが会席料理の良い部分となっている。